産業科学館だより

山形県産業科学館 公式ブログ

子どもたちの創造力いっぱい! 「第15回 山形県 未来の科学の夢絵画展」入賞作品展示会


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです。

 

 第15回 山形県「未来の科学の夢絵画展」が、11月27日(火)~12月

2日(日)まで開催されています。2階フリースペースで、入賞した作品64

点が展示中です。

 

 

 この夢絵画展は、次代を担う子どもたちが、未来の科学の夢を、自由な発想

で絵に表現することで、科学的な探求心と想像力を伸ばすことを目的としてい

るんですよ♪ 今回で、15回目になるそうです。ぜんぶで276点の応募作品

から、最優秀賞7点、優秀賞25点、優良賞32点が選ばれました。

 

 

 一人ひとりのテーマには、身の周りの気づいたところから、エネルギーや災

害問題の解決、宇宙やロケットに未来を夢見るところまで、なんてアイデアい

っぱいでしょう♪ どの作品にも感じられる、子どもたちの自由な発想とおも

しろい表現には、とても驚かされました! 

 子どもたちの創造的でアイデアに富んだ作品を、ぜひご覧くださいね♪

 

 

 


「極低温と超伝導の世界」ってなんだろう? ふしぎな世界を体験!


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

 11月18日(日)は、「極低温と超伝導の世界」をテーマに、低温学会・

超電導学会による市民公開講座がおこなわれました。リニアモーターカーにも

応用されている超電導の技術は、未来を切り開く科学の技術として、おおきな

期待をになっています。

 極低温ってなんだろう? 超伝導ってなんだろう? こんな疑問にこたえよ

うというイベントです。ふだん、身近な生活では体験できないような、ふしぎ

な極低温の世界を体験してもらおうと、開催されました。

 

 

 マイナス200℃以下の環境下では、物質や材料はどうなるの? そんな極低

温下では、モノの性質がまったく違ってしまう、ということをいろいろな実験

で体験できました。

 コースターの軌道を超スピードでまわる「超電導コースター」、ふわふわと

宙に浮くカケラなど、ふしぎな実験がたくさん。モノを液体窒素で冷やす

と? じっさいに、瞬時に変化するようすを実験で確かめてみましたよ ♪

 

 

 1階アトリウムでは、池田博先生による「超電導と低温の世界のお話」があ

りました。さまざまな実験や、南極での体験をまじえたおもしろいお話で、低

温ふしぎ現象を、わかりやすく紹介してくれました。

 未知の世界がとても身近に感じられて、楽しく学ぶことができました!

 

 

 


親子でからくり大発見 2018 by 産技短 大盛況!


縮小ゆめりん こんにちは、ゆめりんです。

 

 11月17日(土)は、山形県立産業技術短期大学校による「親子でからく

り大発見 2018 by 産技短」が、霞城セントラル1階アトリウムと、産業科学

館を会場におこなわれました。

 

 

 朝は久しぶりの雨模様でしたが、お昼前からは好天気にめぐまれ、午後4時

終了まで、親子連れでにぎわいました。山形県立産業技術短期大学校6学科に

よる体験教室11ブースと、多彩な教室が開かれました。この日参加した親子

は、子どもが190名、親や家族のみなさんが165名、計355名でした。

 親子一緒になって、いくつものモノづくりを楽しむことができたようです♪

 

 

 「オリジナルのしおりづくり」「カラーコンクリート製の文鎮づくり」で

は、素材をいかして、カラフルでかわいい文房具にできあがりました。そし

て、「紙コップスピーカー・おどるロボット・マスコットチェア」のそれぞれ

の工作教室では、時間をかけて、ひとつのカタチに作りあげてみました。どれ

も、小さなモノづくり体験になりましたね ♪

 

 

 土木、電気の分野では、ミニ建設機械を操作してモノをつかみ動かしたり、

紙コップからすてきな風力発電装置をつくって、ライトを光らせてみました。

暗号のことや、脳波のテーマもありました。こんなことも、実際に実験をやっ

てみてわかるようになったようです ♪

 

 ロボットのしくみでは、仲間といっしょにロボットを操縦、真剣になって学

んでいました。小学校で習うことになるプログラミングは関心も高く、

Scratchをやってみて、親子でおもしろい初体験になったようです。けっこ

う、むずかしそうなことをやさしく教えてもらい、楽しみながら、産業技術の

「からくり=しくみ」を発見できましたよ ♪

 

 

 


 

◆ 今日までの入館者数

 

 ● 延べ総入館者数 5,676,704名 (平成13年1月1日~)

 ● 今年度入館者数   148,645名 (平成30年4月1日~)

 ● 今日の入館者数     1,768名 (平成30年11月17日)

 


3Dプリンターをつくろう 3つの中学校から12名が挑戦!


縮小チェリリン こんにちは、チェリリンです。

 

 11月11日(日)、4階発明工房では、山形やまがたメイカーズネットワ

ーク(YMN)による、中学生を対象にした「3Dプリンタ教室」が開催されま

した。この事業は、山形の未来を拓く21世紀型能力を育む推進事業による教室

開催です。

 

 

 造ろうとする作品は、高温で材料(フィラメント)をとかして 、積み重ねて

いきながらつくります。 材料には、植物由来の プラスチック(PLA樹脂)を

使います。3Dプリンタは、いろんな 分野に使われている未来の技術ですよ♪

 

 

 きょうは、3Dプリンターの基礎と概要を学び、実際に自分たちで、3Dプ

リンタを組み立ててみよう! という教室です。これに、山形市内3つの中学

校が参加。地元の中学1・2年生、12名が挑戦しました。

 

 

 主要な三つの装置類となるのが、一つは骨組みとなるアルミフレーム。二つ

目が、樹脂をのみこみ、とかして押しだすノズル部分のエクストルーダー。三

つ目が、パソコンからのデータをエクストルーダーに指示するコントロールユ

ニットです。これらを組み立てる作業をおこないました。

 

 

 そして、基準となるゼロ点を調整して完成です。実際に出力して、ルーシー

キャットをつくってみました。むずかしそうな3Dプリンターですが、参加し

た中学校のチームワークもよく、見事なできあがり。出力もバッチリです! 

 こんどは、それぞれの学校に持ち帰って、さまざまな作品やモノをつくって

みましょう♪

 

 

 やまがたメイカーズネットワーク(YMN)による、やまがたの未来をつくろ

うという、「教育用3Dプリンタ-導入プロジェクト」。これまで学校などへ

寄贈した台数は、これで、ちょうど100台となりました!

 おめでとうございます♪

 


SCITAセンターの実験教室 スライム実験 & 偏光板万華鏡をつくろう!


縮小ピコリン こんにちは、ピコリンです。

 

 秋晴れが続いている11月4日の日曜日、山形大学SCITAセンターの恒例と

なった「スライムの風」がありました。もうひとつ開いた教室が、「偏光板万

華鏡をつくろう !」です。

 

 

 今回の実験教室では、スライム実験に92名、偏光板万華鏡には33名の子

どもたちがチャレンジしました。山形大学SCITAセンターのスタッフとして、

山形大学の学生が13名、センターのスライムマイスターなど7名、合わせて

20名のみなさんが、子どもたちに手ほどきし、原理からやさしく教えてくれ

ました ♪

 

 

 スライムでは、”のび~るスライム” と ”スライム風船 ”をテーマに、子ども

たちはじっくりと取り組み、伸びたり、膨らんだり、手の感触とカタチの変化

を楽しんでいましたよ♪ そして、紙コップでつくった自分の万華鏡。とって

も綺麗でふしぎな世界を、そ~っとのぞきこんでいましたよ♪